テニスは本当に難しいスポーツなの?

一般的に「テニスは難しいスポーツ」と思われる事が多いようです。
確かにどんなスポーツでも追求すれば、その奥の深さに触れる事になりますし、壁もやってきます。
ですから、簡単なスポーツなんてないかもしれません。

 

これはテニスも同じです。
プロを目指しているような方には何度も壁がやってきますし、テニスは本当に奥が深いです。

 

ですが、趣味やレジャーでラリーやゲームを楽しむなら決して難しいスポーツじゃありません。
もし、あなたが「テニスって難しい・・」と感じるなら、それは、ちょっとした勘違いや間違った練習が原因だと思います。

 

実はテニスには簡単に上達する方法と難しい方法があります。
簡単に上達する方法を実践すれば、テニスはすぐに上達するとても楽しいスポーツです。

 

今回はそのあたりをまとめてみたいと思います。

なぜ、「テニスは難しい・・」と言われるのか、その理由は?

先ほどもお話ししたように一般的にはテニスは難しいスポーツと思われがちです。
では、なぜ、「テニスは難しい」と思われているのか?
それは「実際にテニスをしてみたら、自分が思うように出来なかった」と言う方が非常に多いからだと思います。

 

では、一体、テニスの何が難しかったのか?
まずはその理由について考えてみます。
・ラケットの真ん中でボールが打てない
・ボールを気持ち良く打てない
・ボールを上手くコントロールできない
・ラリーが続かない
・ゲームが出来ない

 

初めてラケットを握る方がテニスコートでボールを打ち始めると大体、こんな感じになると思います。
そして、しばらく練習しても、この状況が変わらないと確かに「テニスって難しい」と感じるでしょう。

 

ですが、逆に言えば、これらの問題がすぐに解消できれば?
「テニスって思ったよりも簡単」って事になると思います。

 

例えば。
すぐにラケットの真ん中にボールが当たり、気持ち良くボールが打てるようになる。
狙った所にボールが飛んで行き、ラリーが何度も続き、相手とゲームを楽しむ事が出来る。

 

初めてテニスをする方がこんな風にテニスが出来れば、「テニスって簡単」って事になると思いませんか?

 

「そんな事が出来るなら、誰も苦労しないよ!」と思われるかもしれません。
でも、本当にそんな方法があるんです。

ボタンを掛け違うとどんなスポーツも難しくなります。

結論から言うと、テニスは難しいスポーツじゃありません。
誰でも、簡単にラリーやゲームが出来るようになるとても楽しいスポーツです。

 

にも関わらず「テニスって難しい・・・」」となるのはそれなりの理由があります。
それは、一番最初にボタンを掛け違うからです。
つまり、テニスが難しくなるような練習方法や上達方法をしているって事です。

 

ちなみにテニスが最も難しくなる練習は?

 

グリップを習い、フォームを習って、ネットの向こう側からボール出しをされて打つ練習です。
これを最初にするとテニスはめちゃくちゃ難しいスポーツになります。
ましてや、いきなりラリーをするなんて、もっての外です。

 

こんな練習から始めると誰でもテニスは超難しいスポーツになります。

 

そして、厄介な事にこんな感じでテニスを始めてしまった弊害は初級~中級~上級とレベルアップしても残り続けるんです。
理由は一番最初に体験するべき事をすっ飛ばしてしまっているからです。

 

それが原因になって、どこかで伸び悩みの時期が来てしまいます。
小学校で基礎を勉強していないと中学校、高校で悩む事になるのと同じですね。

 

ところが、残念な事に、ほとんど全ての方がこんな感じの超難しい方法で始めてしまいます。
だから、テニスは難しいスポーツだと勘違いされてしまうんです。

 

ですが、さっき、お話ししたような悩みは実はすぐに解消する上達方法があるんです。
必要な体験を順番に練習していくと誰でも簡単にラリーやゲームがすぐに出来るようになります。

 

どんなスポーツでも最初にボタンを掛け違うととても難しくなります。

 

これは能力や才能や素質の問題じゃありません。
どんなに能力があっても、ボタンを掛け違うと難しくなります。

 

逆に言えば、特別な才能なんて備えていなくても、必要な体験を蓄積すれば、誰だってテニスは簡単に楽しむ事が出来ます。

 

先ほどもお話ししたように、まず、最初のボタンの掛け違いはフォームや打ち方を練習する事です。
これを最初にすると、テニスはとても難しいスポーツになります。
フォームや打ち方を練習するのは最後の最後です。
それ以外に体験するべき事がいろいろあります。

 

ただ、一般的には「正しいフォームや良い打ち方が出来れば、ボールをコントロールできる」と思いがちですよね。

 

ですから、ついつい、フォームや打ち方を練習しようとします。
また、実際にテニススクールでもフォームや打ち方を指導しますからね。

 

でも、実はここから既にボタンの掛け違いが始まります。
ここを間違えなければ、初心者の方でもすぐに気持ち良くラリーやゲームが出来るようになります。

 

ちなみに運動経験のある方なら早ければ、10分で100回程度のラリーは出来るようになります。
また、運動経験のない女性でも、30分もあれば、同じようにラリーが出来るようになります。
もちろん、そのままゲームも楽しめるようになります。

 

「テニスって難しい・・・」って感じてる方には中々信じられない事かもしれません。
でも、ボタンを掛け違うとそれぐらい大きな差が出来てしまうんです。

テニスは身体で覚える事が最も重要です。

そもそもテニスは身体で覚える物です。
頭で覚えたらダメなんです。
頭を使うとテニスはとても難しくなります。

 

つまり、言葉、活字の説明を聞いたり、読んだりしたら難しくなるって事です。
理由は簡単でテニスの上達は右脳を働かせないといけないのに、言葉や活字は左脳を働かせてしまうからです。

 

そうすると「頭では分かっているのに実際にすると出来ない」
こんな状態に陥ります。

 

これがボタンを掛け違った時に一番最初に起きる事です。

 

例えば。
「どんな感じで振れば(打てば)良いのかが分かったけど、実際に打つとそんな感じで振れない(打てない)」
「足の使い方は分かったけれど、中々そんな風に出来ない」
「ラケットの使い方は分かったければ、実際にはそんな風に使えない」
こんな感じです。

 

ちなみにですが。
「最初はすぐに出来なくても、練習していると段々出来るようになりますよ」は信用しない方が良いです。

 

左脳は左脳。
右脳は右脳。

 

別に時間をかけて練習しても、変わりません。
そのうちに出来るようになるのは、考えるのが面倒になって、段々頭で考えなくなるからです。

 

逆に言えば、いつまでも頭で意識して練習していると、いつまでもテニスは難しいままです。
これは真面目な人ほど、テニスが難しく感じる理由でもあります。

 

いずれにしても、テニスのボタンの掛け違いは「頭を使うか、使わないか?」「言葉や活字を使うか、使わないか?」
ここから始まるんです。

 

とても大切な事なので、もう一度お話しします。
テニスは身体で覚える物です。
ですから、頭を使わなければ、あっけないくらい簡単に上達出来てしまうんです。

難しいテニスを簡単にするために

では、次に最初のボタンの掛け違いを直すにはどうしたら良いのか?
このあたりを紹介します。

 

「テニスが難しいと感じる理由」を解消するヒントをまとめておきます。
特にテニスコーチや指導者の方は参考にしてみてください。
伸び悩んでいる生徒さん達が劇的に変わるはずです。

ラケットの真ん中でボールが打てない

大きな原因は二つあります。
一つ目は「ボールの動きがイメージ化されていない」
二つ目は「インパクトの触覚イメージが甘い」

 

一つ目の問題はボールの見方を知らない事で起こっています。
ボールへの集中力が低く、瞬間、瞬間のボールを見ているからです。
ボールの動き全体を「観る」事で簡単に解消します。

 

二つ目の問題はインパクト時の衝撃の違いを感じていないと起こります。
ラケットとボールが当たると必ず、何らかの衝撃が起こります。
その衝撃の強さや振動はラケットの場所によって違います。
掌でこの違いを感じていると、ラケットのどこにボールが当たったかが分かるようになります。
これは触覚のイメージによる物です。
触覚のイメージが鮮明になってくると目から入って来るボールの情報とインパクト時の触覚じめーじが繋がるようになります。
そうすると身体が自動的に真ん中で打ってくれます。

 

この問題を解消する時に最もしてはいけない事は「ラケットの真ん中で打とう」と意識する事です。
真ん中で打つ練習をすれば、するほど、真ん中で打つ事が難しくなります。

ボールを気持ち良く打てない

大きな原因は一つです。
それはボールとのタイミングが合っていない事です。

 

ではなぜ、ボールとのタイミングが合わないのか?
この理由は人によって違うので、全てを紹介するのは難しいですが多い傾向を紹介します。
・打ち方やフォームを意識して練習している
・ボールを「観ない」で「見ている」
・タイミングを合わそうと意識している

ボールを上手くコントロールできない

ボールのコントロールは飛んで行く「高さ」「距離」「方向」で決まります。
ボールが上手くコントロール出来ない理由はこの3つの感覚が分からないからです。
決して、フォームや打ち方が分からないからでも間違っているからでもありません。
ここを勘違いするとテニスはいくら練習しても中々上手になりません。

 

ちなみに、具体的には下記の3つを解消すれば、ボールコントロールは誰でも、すぐに良くなります。
・スイングのエネルギーとボールが飛ぶ距離の関係を知らない
・ボールが打ちだされる角度とボールが飛ぶ距離の関係を知らない
・インパクトのタイミングとボールが飛んで行く方向の関係を知らない

ラリーが続かない

この問題は大きく二つです。
一つは先ほど紹介したそもそもボールコントロールが出来ない場合。
この場合はまずは「高さ」「距離」「方向」をある程度コントロール出来るように練習する必要があります。
正しい練習をすれば、10分~20分もあれば、十分です。

 

ところが、ボールの「高さ」「距離」「方向」をコントロールできる感覚がある程度、身に付いているにも関わらず、ラリーになるとすぐにミスをして続かない人がいます。
この場合の原因は「相手から飛んで来るボールの事が分かっていない事」です。
例えば、飛んで来るボールの距離や速度、バウンド後の弾みの高さ距離などの「ボールの動き全体」の事です。

 

これらが分からないと。
「どこに移動すれば良いのか?」
「いつテークバックすれば良いのか?」
「いつスイングすれば良いのか?」
「どれぐらいの感じでボールを打てば良いのか?」
こんな感覚が分からなくなります。

 

ちなみに感覚的には「とにかくボールが打ちにくい・・・」「上手くボールが打てない・・・」
こんな状態に陥ります。

 

この問題を解消するには、ボールへの集中力を高めるしか方法はありません。
その為に、頭の中で何も考えず「無」になって、ボールの動きを目で観続けます。
そして、ボールに没頭します。

 

ボールの動き全体がイメージ化されると自然とボールと同調し、移動する場所やタイミングがボールに合うようになります。
そうすれば、自然と安定してラリーが続くようになります。

ゲームが出来ない

これまでの問題が解消されていれば、基本的にゲームを楽しむ事は出来るはずです。
ですが、唯一問題があるとすれば、それはボール以外に集中してしまう事です。
・結果が気になってボールに集中出来ない
・相手が気になってボールに集中出来ない
・ペアが気になってボールに集中出来ない

 

多いケースはこの3つです。
この為に、ボールに集中出来ず「すぐにミスをしてしまう」こんな状態に陥る事はあります。

 

こんな時はただ、ボールだけに集中する事です。
そうすれば、身体が自然とボールをコントロールしてくれます。
そして、結果的にゲームを楽しむ事が出来るようになります。

 

以上がテニスを簡単にするポイントです。
テニスは最初に必要な経験を正しい順番で積み上げれば、とても簡単です。
テニスが伸び悩むのはその経験をすっ飛ばしているからです。

 

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テニスが本当は簡単なスポーツだという事を体験していただけますよ。

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