世界のプロテニスツアーの中で最も強いメンタルタフネスを持った選手は誰か?
この答えを出すのはとっても難しいですよね。
一流選手はみんなメンタル強いですから。
ちなみに、「完璧な選手を作るなら?」と言うインタビューにジョコビッチはこんな風に答えています。
フォアハンド:ラファエル・ナダル
バックハンド:ダビド・ゴファン
才能:フェリックス・オジェ アリアシムとデニス・シャポバロフ
メンタル:ナダル
身体能力:ガエル・モンフィス
サーブ:ニック・キリオス
リターン:自分(ジョコビッチ)
ボレー:ピエール ユーグ・エルベールとニコラ・マウ
フットワーク:ゴファン、ナダル、自分、オジェ アリアシムを組み合わせる
彼はメンタルをナダルと答えていますね。
では、当の本人は同じインタビューにどうこたえているか?
バックハンド:ノバク・ジョコビッチ
フォアハンド:ロジャー・フェデラー
サーブ:イボ・カルロビッチ
メンタル:自分(ナダル)
フィットネス:ドミニク・ティーム
スピード:ガエル・モンフィス
ショットセレクション:アンディ・マレー
テニスへの姿勢:ダビド・フェレール
ヴィジョン:フェデラー
このように、ナダル自身も自分のメンタルには自信を持っています。
世界NO1とNO2が認めている訳ですから、ナダルのメンタルは相当凄いのは間違いないですね。
ちなみにジョコビッチは「彼は絶対に諦めないし、ファイティングスピリッツをいつも持っている」と絶賛しています。
さて、ここで大きなポイントが出てきました。
ジョコビッチは「ナダルは絶対に諦めない」と言っています。
と言う事は逆に考えれば、「他の選手は諦める事がある」って事ですよね。
実はここが非常に重要です。
「精神力が強い」
「メンタルが強い」
と聞くと、何となく「プレッシャーに打克つ」みたいなイメージはありませんか?
確かにそれも間違いじゃありません。
でも、ジョコビッチはそうは言ってないんです。
「諦めない事」を絶賛しているんです。
確かに「望みが無くなったら、諦めたくなる」
その気持ちはわかります。
私も同じです。
でも「プレッシャーに打克つ」のと比べるとまだ、こちらの方が出来そうです。
プレッシャーに打克つって頑張っても、どうやれば、打克てるか、わからなくないですか?
もちろん、とんでもなく強い相手に当たれば、「もう、お手上げ」ってなりますよね。
でも、競っている相手の時はどうでしょう?
競ると言う事は「それほど大きな差は無い」って事です。
そう考えると諦める必要はないですよね。
実はここにメンタルタフネスが隠れているんです。
良いんです。
プレッシャーに強くなくても。
良いんです。
すぐにビビっても。
良いんです。
チャンスを決めれなくても。
でも、諦めちゃ駄目なんです。
とにかく、諦めない事。
ナダルはこれが世界一なんです。
まずは「小さな事を諦めない」
これなら、出来ると思いませんか?
でも、侮るなかれ。
毎回、毎回、小さな事を諦めなければ、やがて、大きな事も諦めなくなります。
どうしてって、諦めない癖が付くからです。
始まりはいつも小さな事なんです。
今日から「小さな事を諦めない事」に挑戦してみませんか?
大丈夫。
あなたなら、きっと出来ます。
私も応援しています。