テニス技術を向上させるコツやヒント
テニスにはフォアハンドストローク、バックハンドストローク、フォアボレー、バックボレー、スマッシュ、サーブの6つの技術があります。
テニスはこの6つのショットを状況に応じて使い分ける事で、相手からポイントを奪うスポーツです。
その為に、それぞれのショットのパワー、スピード、コントロールのレベルが高い方が試合は有利になります。
また、そのレベルを上げる為に必要な物が技術でありテクニックです。
レベルの高いテクニックを身につける為には基本テクニックである「走る」「止まる」「打つ」「投げる」の動きを応用させる必要があります。
その為に、大切な事はまずは基本テクニックの本質を知る事です。
つまり、「走る」には身体をどのように使えば良いのか?
また、「止まる」には身体をどのように使えば良いのか?
同様にして、「打つ」「投げる」には身体をどのように使えば良いのか?
これがとても重要になります。
とは言う物の実際にはとてもシンプルで特に難しいわけではありません。
ただ、それぞれの動きの本質を間違えると厄介です。
その場合はスピード、パワー、精度を失うレベルの低い動きになってしまいます。
基本テクニックの問題は当然、応用テクニックであるテニスのフォームや打ち方に問題を抱えます。
その為に基本テクニックの本質的な動きに気付く事はとても大切な事です。
人間の身体は約600個の筋肉と206個の骨を備えています。
これらの筋肉と骨はそれぞれの役割と可動域を持っています。
レベルの高い身体の動きとはこれらの筋肉と骨が本来持っている役割に従っている動きの事です。
逆に本来の役割に従っていない動きはレベルの低い動きとなり、パワー、スピード、精度を急激に失う事になります。
ところが、残念な事にこの本質的な動きに気付く事なく、テニスの応用テクニックをいきなり身につけようとしてトラブルを抱える方は非常に多いです。
また、テニスのコーチや指導者でさえ知らない方は少なくありません。
「走る」「止まる」「打つ」「投げる」の基本テクニックの本質的な動きに気付く事ができるとテニスのテクニックに必要な応用テクニックを身につける事はとても簡単です。
また、正しいボールのイメージを湧かせるだけで、身体が自動的にボールをコントロールしてくれます。
本来は打点の位置やタイミング、ラケット面のコントロールなど、世間一般で言われるテニスのテクニックの事など何も意識する必要はありません。
ただ、イメージを明確にし、ボールに集中して打つだけです。
これだけで、簡単にフォアハンドストローク、バックハンドストローク、フォアボレー、バックボレー、スマッシュ、サーブのフォームを身につける事ができます。
そして、簡単にテニスボールをコントロール感覚を習得していきます。
逆に言えば
「スムーズなフォームを身につける事ができない」
「ボールをラケットの真ん中で打てない」
「ボールが勢いよく飛ばない」
「ボールのコントロールが良くならない」
・・・・
このような悩みを抱えている場合は、本来の身体の動きとは違う動きをしているとも言えます。
同じ話を繰り返しますが、身体は理に適った正しい動きを知っています。
その動きを邪魔するのは頭で正しい動きを身につけようとする意識です。
本当はテニスに必要なフォームは特別に意識して覚える必要など全く無いのです。
にも関わらず、ほとんどのテニススクールでは
「このショットのグリップはこうして持って」
「このショットの時は腕はこう使って」
「この時には手首はこう使って」
「この時には肩をこう使って」
「この時には膝をこう使って」
「この時には腰をこう使って」
・・・・・
このように身体に命令し、テニスの為に必要な動きを覚えるように指導されます。
これがテニススクールで習ったり、技術書を読んで練習すると中々上達出来ない一番の原因です。
ちなみに身体が備えている本来の動きに気付くようになると、特にフォームや動き方を意識する必要が無くなります。
つまり、打ち方やフォームを意識してボールを打つ必要が無くなると言う事です。
自然な身体の動きに任せても、力強いボールを安定してコントロールできるからです。
その為にフォームや打ち方やグリップに関する雑念が減り、ボールへの集中力がより高まります。
その結果、よりゾーンに近い状態でプレーする確率が上がります。
そして、よりレベルの高いテニスを身につけるテニス上達の好循環サイクルに入る事ができるのです。
ここでは、その為のテニスの基本テクニック、応用テクニックに関するコツやヒントを紹介します。
良かったら参考にしてみてください。
目次
全般
・ショートラリーが上達するコツとヒント
・ラリーを安定して続けるコツ
・テニスが上手くならない本当の理由
・誰もが上手くなる本当のテニスの上達とは
・ストロークがアウトする本当の原因と改善する為のコツや練習方法
・気持ち良く打つ為のテニスの打点とは?
・ストロークがネットしてしまう本当の理由と改善方法やコツ
・テニスの手打ちの本当の原因と直す方法
フォアハンドストローク
・ストロークで起こりがちな勘違い
・ストロークでトップスピンのボールを打つには?
・レベルの高いフォアハンドストロークを身につける秘訣
・もっと前で打つフォアハンドストロークを身につけるには?
・フォアハンドが振り遅れる方にお伝えしたい事
・フォアストロークのグリップでお悩みの方に
バックハンドストローク
フォアボレー
・ボレーが上手くなる秘訣
・なぜ、ボレーが真ん中に当たらないのか?どうすれば、いつも真ん中で打てるのか?