テニスが上達しないちょっとした間違い

テニスはちょっとしたコツやヒントで劇的に上達する事は少なくありません
その理由はテニスが上達しない理由がちょっとした間違いや勘違いである事が非常に多いからです。
小さな勘違いや間違いは現実的ではないイメージを想像させ、テニスを難しくします。

 

ところが、ちょっとしたヒントやコツで間違いや勘違いが解けると正しいイメージに繋がります。
正しいイメージは正しい身体の動きを引き出し、突然、霧が晴れるようにテニスを変えてくれます。

 

また、テニスが上達する為にはメンタル、フィジカル、テクニックの3つの要素がバランスよく同居している必要があります。
どれかが欠けていたり、逆にどれかが飛びぬけていても、上達は止まります。
バランスが崩れた状態ではいくら努力してもその努力は空回りするだけです。

 

中でも、特に重要なのがメンタル的要素です。
メンタルはフィジカル、テクニックの土台となる要素です。
その為に、メンタルの問題は他の二つの要素の全てに影響を与えます。

 

私が30年以上テニスコーチをしてきて、テニスコートの現場で感じた事を紹介させていただきます。
良かったら参考にしてみてください。

メンタル

テニスはメンタルスポーツと呼ばれるほどメンタルの影響を強く受けるスポーツです。
ただ、一般的にはメンタルタフネスと言えば、プレッシャーに強い事や精神的に強い事をイメージしがちです。
その為に積極的に試合に参加するプレーヤーや選手達に必要な物と考えられがちです。
ですが、それは大きな勘違いです。
メンタルタフネスは今日、初めてテニスを始める初心者の方や週末にテニスを楽しむテニスフリークの皆さんにこそ、大切な要素です。

 

例えば
「ラケットの真ん中に当たるかな?」
「トスが上手く上がるかな?」
「あの人とすると緊張するなぁ」
「ミスしないように頑張らないと」
「あそこに打ちたいな」
・・・・

 

これらは全てテニスの上達を阻害する大きな雑念です。
これらの雑念がテニスボールへの集中を妨げ、本来の能力を発揮する事を邪魔します。
逆に、これらの雑念を上手く受け容れ、無心でボールに集中できる感覚を掴むとテニスは驚くほど急激に上達します。

 

その為に、選手やプロプレーヤー以外のアマチュアプレーヤーだからこそ、メンタルを安定させるコツを掴む事はとても大切になります。
初心者の方には初心者の方に必要なメンタルタフネスがあり、中級者の方には中級者の方に必要なメンタルタフネスがあります。

 

 

フィジカル

テニスは身体を使って楽しむスポーツです。
当然、フィジカル的要素もとても大切になります。

 

ただ、フィジカルと聞くとトレーニングを必要とするとてもハードな物として考えられがちです。
ですが、フィーリングテニスではトレーニングを必要とする物ではなく、人間の身体が持っている本来の機能をフィジカルと考えています。

 

例えば、筋肉や骨は人の身体を動かす為に、存在します。
これらは基本的にはトレーニングする必要がなく、日常生活を送れるように出来ています。
まずは、これらの機能を自然と使う事がとても大切です。

 

また、呼吸や心拍は人間の生理状態を維持するためにとても大切な働きです。
これらは機能や働きはアマチュアプレーヤーにとっても非常に重要な要素です。

 

 

テクニック

テニスの上達の為には基本テクニックと応用テクニックが必要になります。
基本テクニックとは「打つ」「投げる」「走る」のような身体を動かし、何かを行う時に必要な身体のコントロールです。

 

それに対し、応用テクニックとはテニスの為に必要な身体の動きです。
例えば、テニスのサーブは「投げる」と言う基本テクニックを応用させる事で習得できるようになります。

 

このようにテニスで必要な応用テクニックは全て基本テクニックを応用させる事で習得できます。
ただ、現実には応用テクニックと言っても、とてもシンプルで大きく変わる物ではありません。
増してや、特別に難しい物ではありません。

 

基本テクニックの本質が分かれば、テニスの応用テクニックは自然と身に付く動きばかりです。

 

ところが、一般的にはテニスが上達するには、テニスの為の動きを覚える必要があると考えられがちです。
残念ながら、この事を勘違いしているテニスコーチや指導者がたくさんおられます。

 

テニスの為に新しい動きを覚える必要は全くありません。
歩くように自然に簡単に動くだけで良いのです。
逆に言えば、新しい動きを指導する事はテニスに必要な本質的な動きが理解できていないとも言えます。

 

 

タクティクス(戦略、戦術)

テニスは知的ゲームと言われるほど、戦略、戦術を必要とするスポーツです。
効果的な戦略、戦術を立てる事ができれば、テクニックに多少のレベル差があっても試合は勝つ事ができます。
安定して試合で勝つ為にはそれぐらい重要な物です。

 

戦略、戦術の基本は自分の長所で相手の弱点を攻める事です。
特に効果的なのは、相手をメンタル的に崩してしまう事です。

 

テニスは知的ゲームであると同時にメンタルスポーツです。
その為にメンタルが不安定になるとテニスのパフォーマンスは急激に低下します。
つまり、相手のメンタルを崩す事ができれば、試合はとても優位に進める事ができます。
そういう意味でも相手の弱点を攻める事はとても効果的と言うわけです。

 

テニスの悩みを解決するコツやヒント ~小さな間違いがテニスが上達しない理由になります~記事一覧

テニスは見た目以上に繊細な感覚を必要とするスポーツです。メンタルが不安定になると雑念が膨らみ、プレーは安定性を失います。その為に、テニスの上達の為には安定したメンタルタフネスが必要になります。これは上級者だけに言える事ではありません。初心者には初心者のメンタルタフネスが必要です。また、中級者には中級者のメンタルタフネスが、そして、同様にして上級者には上級者のメンタルタフネスが必要になります。テクニ...

テニスは「走る」「止まる」「打つ」「投げる」などの様々な動きが求められるスポーツです。その為に、見た目の優雅さに反して、非常にハードなスポーツです。また、動きに問題があるとレベルの高いテクニックを身につける事も難しくなります。ただ、だからと言って、特別な体力や筋力が必要なわけではありません。日常生活で不自由なく動けるのであれば、アマチュアプレーヤーとして必要なテクニックは十分身につける事ができます...

テニスにはフォアハンドストローク、バックハンドストローク、フォアボレー、バックボレー、スマッシュ、サーブの6つの技術があります。テニスはこの6つのショットを状況に応じて使い分ける事で、相手からポイントを奪うスポーツです。その為に、それぞれのショットのパワー、スピード、コントロールのレベルが高い方が試合は有利になります。また、そのレベルを上げる為に必要な物が技術でありテクニックです。レベルの高いテク...

テニスは知的ゲームです。レベルの高いテクニックだけでは安定して勝つ事はできません。テクニックに多少のレベル差があっても、効果的な戦略、戦術、作戦を実行する事ができると試合は勝つ事ができます。逆に言えば、自分に効果的な戦略、戦術がない場合はテクニックで優っていても負ける可能性があると言う事でもあります。その為に、日頃から戦略、戦術をイメージして練習しておく必要があります。ちなみに戦略とは大局的で長期...

フィーリングテニス オンラインスクール

大脳生理学、古武術、心理学を活用したテニス上達法で、あなたの本当の能力を引き出してみませんか?
レッスン動画、オンラインセミナーを活用したオンラインスクールなので、いつでも、どこでも受講が可能です。 今なら、無料会員も募集中!

無料メルマガ「大脳生理学を応用したフィーリングテニス」

テニススクールやノウハウDVD、youtube動画では学べない大脳生理学を応用した最新テニス上達法
一般常識の真逆の上達法なら伸び悩んでいるあなたもグングン上達する事が可能です。
オンラインスクールの無料会員様を対象に無料メルマガ配信中!

無料レポート 「大脳生理学に学ぶ、テニスのメンタル」

ピンチに強く、チャンスを物にする強いメンタルタフネスは素質や才能ではありません。
トレーニング次第で誰もが身に着けれるスキルです。 そのトレーニングの為には日常生活での4つの習慣が効果的です。

 このエントリーをはてなブックマークに追加