メンタルトレーニング講座 決断力

決断力について

今回の課題は「決断力」です。
決断力とはその言葉通り、自分の意思を自分で決める力です。

 

テニスはとても決断力を求められるスポーツです。
何故なら、プレーが瞬間的で、一瞬の迷いがミスを生むからです。

 

プレッシャーがかかった時には
この影響は尚更大きくなります。

 

「どんな状況でも素早く、自分の意思を決める事」
これはとても重要な事です。

 

そこで、今回は「決断力」を課題にします。

決断力を磨くために

あなたは決断力にどんなイメージをお持ちですか?

 

「覚悟が必要」
「判断する能力や知識が必要」

 

こんなイメージはないでしょうか?

 

確かに、これらのイメージが間違っている訳ではありません。
ですが、決断力を磨く為に必要な物ではないんです。

 

「決断力」を言葉で説明するとこうなるだけです。

 

実際に決断力が優れている人は決断する事を難しく考えていません。

 

決断出来ない人ほど、決断する事を難しい事だと考えています。
それは経験が伴っていないからです。

 

確かに、人生には大きな決断を迫られる時があります。
ですが、日常の生活は小さな決断の集まりです。

 

この小さな決断を日々行えば、実は決断する事は当たり前の事になります。

 

逆に言えば、日々の小さな決断を疎かにすると、決断する事はとても難しい事になります。

 

ちなみに一般的には
「決断にはリスクが伴う」
「決断には覚悟が必要」
「決断には勇気が必要」
こんな事が良く言われます。

 

また、決断力のある人は
「失敗を恐れない」
「目的意識を持っている」
「人の目を気にしない」
「自分を持っている」

 

こんな事も言われます。

 

でも、これを見ると決断する事はとても難しくて凄い事のように見えてしまいます。
少なくても、私は怖くて決断できなくなります(笑)

 

でも、本当は違います。
決断する人はそれほど、難しくは考えていません。
難しく考えたら決断出来なくなります。

 

例えば。
レストランでメニューを決める時。
・栄養価を考え、最適な物を決める
・身体に悪い物を選ばないように決める
・最近食べた物と重ならないように決める
・・・・・

 

こんな事をいちいち考えてたら、決断なんて難しくて出来ません。
簡単に考えているから、決断出来るのです。

 

ただ、第三者の見る目は違います。
「あの人は決断力があるな」と感じます。

 

これはプレッシャーに強い人と同じです。
プレッシャーに強い人は「プレッシャーに打克とう」等とは考えていません。

 

ただ、ボールに集中しているだけです。
ところが、その様子を見た第三者は「あの人はプレッシャーに強い」となります。

 

決断力も非常に良く似ています。

 

決断力がある人は自分で「決断力がある」などと自覚していないのです。

 

一般的にはこの事を勘違いしているケースが非常に多いので注意して欲しいと思います。

本当の決断力に必要な物とは

では、本当の決断力に必要な物は何か?

 

それは「想い」です。
「~したい」と言う気持ちです。

 

「願い」「希望」「期待」と言っても良いかもしれません。
ただ、それだけです。

 

これが決断する為の原動力です。

 

逆に言えば、決断が出来ない理由はこの想いを邪魔する存在があるからです。

 

それは過剰な知識であったり。
人の目であったり。
結果に対する不安だったりします。

 

つまり、決断力を磨くとは、自分の想いに素直になり、育てる事です。
これが決断力を育ててくれます。

トレーニングの方法

今回のトレーニングは「小さな決断を継続する事」です。
大きな事など、決める必要はありません。

 

・どれを食べるか?
・どこを通るか?
・どれを見るか?
・何を話すか?

 

こんな日常の出来事で小さな決断をしていきましょう。
ポイントは一つ。
それは「早さ」

 

とにかく、即決するようにします。

 

先ほど、決断力に必要な物は「想い」だと言いました。

 

食べたい物を食べてください。
通りたいところを通ってください。
見たい物を見てください。

 

ただし、直観に任せて、即決してください。
もし、「~したい」物が無ければ、適当に決めてください。
それで構いません。
とにかく、即決する事が今回の課題です。

 

もちろん、仕事など、大きな決断を必要とする場合は熟考していただいて結構です。

 

日常の小さな決断の早さを早めます。
これが今回のトレーニングです。

 

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